子どもの頃の夢って色々ありますよね?
お姫様、ケーキ屋さん、お花屋さん、幼稚園の先生・・・
などなど、なりたいお仕事はたくさんあったかと思います。
その中でも、男の子に比べたらなりたいと思ったことは少ないかもしれませんが、宇宙飛行士にも憧れた人もいるのではないでしょうか?
宇宙飛行士は、ご存知の通り、宇宙で生活や仕事をするわけですが、主な拠点は、
国際宇宙ステーション(ISS = International Space Station)と呼ばれる施設です。
その国際宇宙ステーションで、宇宙飛行士は、研究や実験、機器の保守や点検などの仕事をして、およそ6ヶ月間その中で過ごします。
なお、研究や生活を共にする宇宙飛行士の国籍はバラバラで、アメリカ人、ロシア人、イタリア人などと多国籍で多文化の中生活をします。
外に出ることができない空間にいるだけでもストレスがありそうなのに、多国籍状態で文化も異なる人たちと6ヶ月も生活してたら、すごくストレスがたまりそうですね。
彼やパートナーとの生活でイライラするしちゃう人は残念ながら宇宙飛行士には向いてないかもしれませんね笑
実は宇宙での生活にもマナーがあるんです!
国際宇宙ステーションは、テレビなどよく見る無重力状態ですので、色々気をつけなければならないマナーもあります。
例えば、無重力な空間では、人の身体の骨や筋肉などに負荷がかかりづらいため、少しずつ骨や筋肉が弱くなってしまうそうです。
そのため、宇宙飛行士は1日2時間以上のトレーニングを課せられているそうです。
そこで気をつけないといけないのが汗だそうです。
無重力な空間では、水や汗などの液体は「したたる」ことがなく、身体の表面にジェル状になって膜のように広がって行きます。そんな時に、急に身体を動かすとそんな汗が周りの宇宙飛行士に飛び散ってしまいます。
そこで運動中は常にタオルで汗を「吸い取る」のがマナーだそうです。
ちなみに、汗と同様に、ラーメンの汁なんかも熱い状態でまとまって飛び散るので、カップラーメンとかは食べれないですね。
そのため、宇宙で食べられる特殊なラーメンが作られています。
どうしても宇宙でラーメンが食べたい人は宇宙食のラーメンを楽しみましょう!
また、液体以外にも気体も移動凝縮されて移動するようです。
なので、例えば、無重力状態で油断しておならなんてしたら大変です。
匂いとガスが凝縮されて移動します。
なので、こんなのが鼻に入ったら、とても臭いです。
そこで、宇宙飛行士の方々は、おならはトイレでするようです。
(トイレは匂いがこもらないように換気しているため)
宇宙での生活にもマナーがあるのは意外ですね。
ところで、宇宙での生活で一番のストレスはなんだと思いますか?
色々考えはあるでしょうが、おそらく一番のストレスは人間関係なのではないでしょうか?
ただでさえ、外に出られない空間なのに、そこでたくさんの国籍の方々と生活をし、それが半年も続くと考えると私たちにとってはものすごいストレスかと思います。
私たちであれば、彼やパートナーの愚痴は友達に話せますが、宇宙飛行士の方々は愚痴を言える人がいませんからね。
そんな生活の中では、ちょっとしたことでピリピリしない心の広さや、
それぞれの文化や価値観を尊重し合って、相手のことを考える「思いやり」を持ち合うということが一番のマナーかもしれませんね。
怒ってばかりでなく、違いを認め合って、許し合う、そんな「思いやり」が宇宙飛行士には大事なのかもしれません。
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