占い師にきいてみた!占いのマナー

多かれ少なかれ、人は悩みを抱えます。そんな悩みを抱えている方にあるのが占い。今回は占いのマナーをご紹介します。

皆さん、占いは好きですか? 朝のテレビ番組の星座占いや血液型占い。

「今日はどんな日になるのかな……?」と気になってしまったり、「気になるあの人との恋の結末は?」と想いを馳せてみたり。

私だってあります。もう恋焦がれてどうしようもなかった時の事です。

ネット占いで相性を見てみたり、色々な恋愛のコラムを読み漁ったり。もう、ひっしでしたね。

まあ結局、全部上手くは行かなかったんですけれどね

日常の些細な事や恋愛、仕事、お金。未来というのが見えないからこそ、人は運に託す時があるのです。

どれだけAIが発達しようとも、占いは決して私はなくならないと考えています。それは誰もが悩み、そして未来に不安を持つからなのです。

さて、占いには「銀座の母」のような対面鑑定から電話、そしてメール鑑定まで様々あります。また、占術によっても異なってきます。

こちらを読んでいるあなたも、もしかしたら1回は受けたことがあるのではないでしょうか?

実は占いにもマナーがあります。

占いを受ける側として、マナーを守って未来を知りましょう。

ということで、占い師が「されて嫌な事」や占いを受ける側に「これだけは守ってほしい」ということをプロに聞いてみました。

今回は、「2代目占い師」こと山下真輝さんにお話を聴き、占い師としてどのような活動をしているのか。そしてお客様にお願いしたいことなどをお聞きしました。

占い師としてどのような活動をしているのか?

ソファに座る女性

お母様の影響から占いの勉強を始めた山下さん。23歳から占い師としての活動を始めました。占い師以外にも多岐に渡って精力的な活動をしております。占術(占い方法)は姓名判断や手相にトランプ、タロットなど多岐に渡る種類の占いができるとのこと。また他にも女性に向けた恋愛セミナーも行っているとの事。

その一方で、病気や離婚、シングルマザーとして2児のお子さんを育てているという一面も。

占いはもちろんですが、その人生経験の豊富さからコーチングやカウンセリングという仕事につくという選択は考えなかったのか?

そのような中で占いを選択したのはやはり小さな頃から占いに携わっていたからかを問うてみると、「それもありますね」と前置きしたうえで、このように語り始めました。

「コーチングやカウンセリングになってしまうとその人だけになってしまったり、体感ベースになったりしてしまうから」だということで、病気で家から出ることが出来なかったこともあったことと、元々主婦だったことから、「人とそんなに会っていなかったというのもあるんですけれどね」と言います。

自分自身を「オタク」と表現する山下さん。占いの事も含めて「勉強することが面白い!」と話します。様々な占いを行うことが出来るのはそちらが背景にあったのですね。

かつてはSNSのメッセージや電話を駆使して鑑定を行い、ご自身でも「謎の鑑定師だった」と笑う山下さん。

対面鑑定を行うようになってからも、街コンや東京ビッグサイトでブースを出していたとのこと。現在に至るまで15000人を超える方を見られてきたそうです。

占い師としても経験豊富な山下さんには、一体どのようなお客様や質問が多いのでしょうか?

占い師として困った質問は?

山下さんはご相談にいらっしゃる方に多いのは、「人を動かそうとする人が多い」とのこと。続けて「占いとはいえ、誰かを動かしたりコントロールしたりすることはできません」と言います。相談者に関わることでしたらアドバイスはできますが、直にコントロールできない事はアドバイスできないとのことです。

例えば「好きな人にLINEを送ったのに連絡が返ってこない」という相談について「それに対して『LINEを送れ!』と念を送ることはできませんね」と説明をしてくださいました。

他にも「好きな人が転勤してしまうまでに告白を貰うことはできますか?」という質問や「転勤が取り消しになりませんか?」という質問。これについては、占い師の方がどうこうできることでは無いと言います。

そのような質問が来た際には「『頑張れ!』としか自分も言えないですね」と苦笑交じりに語りました。ですが、先ほど挙がった相手をコントロールしようとする質問、特に期限が区切られた質問は山下さんのご相談者の中にも多くいらっしゃるとのこと。その際には「きちんと解説し、お客様に納得してもらっています」とのこと。

やはり鑑定する時間に限りがあります。ですから、手相など何も情報を提示してこない、占い師に対して挑戦的な方は困ってしまうとのこと。また「当ててみてください」というような質問も同じように困ってしまうとのこと。

もちろん、あなたにとってはそれが「どうしても解決したい悩み」なのかもしれません。

しかし「芸能人と結婚したい!」ですとか、「LINE返ってこい!」とお考えになっているそこのあなた(あ、最後は少し前の私ですね)。今、自分自身がコントロールできること。例えば髪を切る、あるいは服装を変えてみると言ったことコントロールできることから始めて行くのが肝要と言えそうですよ。

もっとも、それは何にしてもそうなのかもしれません。

お客様にお願いしたいこと!

不安だからこそ、占いに来る方は込み入った質問をするのでしょうね。相手があるということさえ忘れて切羽詰まった状態にあるのでしょう。だからこそ、山下さんが「お客様にお願いしたいこと」が4つあるそうです。

①挨拶をしましょう!

これは山下さんに限らず全ての占い師の方に対してだそうです。

鑑定を受ける前に「宜しくお願い致します」と言ってもらえると嬉しいとのこと。これはどちらかというと、礼儀として行うだけでも占い師の方も色々と教えてくれると言います。

「悩んでいると、(挨拶を)忘れがちになってしまうと思うんですよ。『ここでは喋れる!』と考えているからこそ、1分1秒でも惜しいと感じているのかもしれません。けれど席についたら一度挨拶をするだけでもスムーズに鑑定が進むと思いますよ!」とは山下さん。

切羽詰まった状態でこそ、一旦落ち着くというのも大切なのですね。

私もこのような余裕を持っていれば、何か変わったのかもしれません(涙)。

②自分の情報は把握しましょう。

「マナーとはちょっと違うかもしれないけれど」と山下さんが前置きした上で、占いをやる上で生年月日と出生地、出生時間が必要とのこと。

「意外と(自分の出生時間を)知らない人が多い」と言います。だからこそ「それを知っているというのも一つと思いますね」とのことです。これはとある人の生年月日と出生地、そして出生時間ですが「1990年6月11日に東京都にて20時3分に生まれた」ということが分かれば良いということのようです。

まあ、私の事なんですけれどね。

③自分が聞きたい事を整理し、時間内に収まるようにしておきましょう!

加えて時間は有限です。だからこそ聞きたいことは事前に纏めておきましょう。「そうしていただけると助かります!」と山下さんも同意しておりました。

以前山下さんは、とあるイベントに招待された際に10分間でちょっとした相談に乗るというコーナーを設けたことがあるそうなのですが、家の風水について聞かれた際には困惑したそうです。確かに、家の間取りを10分間で決めるというのは、さすがに難しいですよね……。

「そういう点だと、時間内で収まる質問にしていただきたいというのはありますね」とのことでした。

④Noと言われても傷つかないで!

そして、「Noと(占い師の方から言われても)、ショックを受けないように準備をしてほしいですね」と言います。特に女性になると悩みもデリケートな問題になりがち。ですが、そこでショックを受けられても困ってしまうのだそうです。

もちろん山下さんのように、Noとはっきりと言わない占い師もいらっしゃることは事実です。

しかし、はっきりと「ダメなものはダメ」と伝える占い師がいることも事実です。山下さんはその方だった時のための心構えをしてほしいと話します。

「占いを受けるお金は決して安いとは言えませんよね。それでショックを受けた際に心構えができていないと、傷ついたまま終わってしまうと思うんです。だからこそ、そのような覚悟を持っていてほしいんですよね」とのことでした。

山下さんも「できるかどうかという二択は止めたほうが良いと思います」と語るのは、傷つく覚悟が出来ていないならやめるべきと考えているから。

それを考えると「好きな人と上手く行くでしょうか?」と訊くのではなく、「好きな人と上手く行くようにするためにはどうすればいいですか?」と質問を変えてみるというのも良いかもしれませんね。

占いを通して伝えたい事

山下さんが占いを通して伝えたいのは「今ある時間を有効に使ってほしい」ということ。

それは「悩んでいると時間はあっという間に過ぎていくから」と言います。悩みに時間を使わずに、好きな事をするために時間を使ってほしいと言います。だからこそ、山下さんが掲げているのが「素敵な時を過ごすためのサポート」なのでしょう。

それは山下さん自身も人生で様々な経験を積み重ねてこられたからこそ。特に病気に苦しんでいた時期もあり、人前に出ることが出来なかった時もあったそうです。

「(病気については)それほど悩みはしなかったですけれどね。治すためにどうすればいいかということにフォーカスしていたというか」と語る山下さんですが、容姿が変わった際には相当悩んだのだそうです。「もしかしたら、誰か周りに吐き出す人がいてくれたらもっと病気は早く治っていたかもしれませんね」と語ります。

だからこそ、悩まれている方も悩むのではなく、どうすれば解決できるかという意識になってほしいと山下さんは思っていると言います。

「自分は病気になった時にあれもこれもと試したんです。痛い思いもしました。けれど、それと同じようなことをしてくれなんて言えませんよね。だから(悩みに付き合ってあげるから)話をしにおいでよと思っています」と山下さんは明るく語りました。

人は誰しも辛い事や悲しい事を経験します。

心の傷や憂鬱な気持ちに誰もが共感するように。誰かにそのような背中を押してほしいと感じる時は誰でもあります。私だってそうです。だからこそそのような方に。占いは何よりもうってつけなのかもしれません。

先ほど掲げたマナーや、占い師の方が困惑してしまう質問。こちらを覚えてあなたの悩みが、少しでも解決される事を私は祈ります。

良い人でしょ? 私。

 

〜プロフィール〜

カードを持つ女性

山下 真輝(やました まき)

占い師の母親の元で、2代目占い師として幼少期から占いに親しみ育つ。

シングルマザーとして2人の子供を育てる傍ら、現在はカウンセラー、カウンセラー育成、イベント出演、セミナー講師、イベントプロデュース、トークショー出演、映像出演、執筆活動など、多岐に渡って活動中。

病気、離婚、育児などの自身の経験を活かし、実生活に応用できる占術を提案している。

できる占いは四柱推命・姓名判断・手相・人相・家相・トランプ・タロット・風水・易・ルーン・ホロスコープなど。

https://thepivot.wixsite.com/pivot

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